3月15日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第2号] を刊行しました。

[テーマ] 共創「生命に共創設計を学ぶ」
[講師]  三宅美博 (東京工業大学)
[研究会開催日] 2003年9月14日

研究会開催時の様子はこちら

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【目次】
1. 技術における共創とは何か
2. 共創工学は粘菌の研究から始まった
3. 粘菌が教えてくれた「存在」の意味
4. 創出が起こるのは意味づけの段階から
5. 技術を複雑にし、使いにくくする現代の設計思想
6. 日本庭園とからくり人形からつかんだ突破口
7. 共創技術で作った初めての歩行介助システム
8. 10年ぶりにひとり歩きができた:共創歩行のテスト例から
9. カラオケ、合奏、そして囲碁:様々な共創技術の応用をめぐる討論
10. 同調性をめぐって
11. 粘菌をめぐって:
– 粘菌とはどんなものか
– 粘菌はどこにいる
– 粘菌はどんな生き物か
– 粘菌は細胞膜が消えたシームレスな多核単細胞
– オートミールが大好き
– 粘菌にもDNAはある
– 粘菌は何か役に立つ?
– 細胞の同調性のおもしろさ
– 30億年もどうして生きられた?
– 人間の同調したい気持ち:ホモコントリビューエンス
– 無機物も同調する?
12. 共創技術でアンサンブル
13. 現在のeコミュニケーション批判:eラーニング、チャット等