6月15日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第3号] を刊行しました。

[テーマ] 脳の世紀のコンピューター科学「脳を知るから創るへ」
[講師]  合原一幸 (東京大学教授)
[研究会開催日] 2003年11月23日

研究会開催時の様子はこちら

3r1

【目次】
1. 21世紀は脳の世紀:脳を知る、守る、創る
2. 人類が栄えたのはおばあさんの存在が:おばあさん仮説
3. システムとしての脳研究について
4. 最近の脳についての研究動向から:非線形性の理解
5. 脳の中での情報表現はどのようになされているか?
6. イカの飼育成功が脳の情報解明を飛躍させた
7. 人間の脳のはたらきのさまざまな考えをめぐって
8. スモールワールドネットワーク:遠くの親類より近くの他人
9. 討論
– 記憶をめぐって
– 神経系ネットワークと免疫系のクロストーク
– スモールワールドネットワークのポイントは
– 記憶の喪失と想起について
– 対象になりきる世界とは:松のことは松にならえ
– 意識とは何なのか
– 心への定着は高度の記憶
– 全体的なものは相互作用からくる
– 夢のはたらきについて
– 好き、嫌い