12月20日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第5号] を刊行しました。
[テーマ] 免疫とは何か ―その仕組みの本質と免疫医学の課題をめぐって―
[講師] 大野典也 (ハーバード大学客員教授)
[研究会開催日] 2004年2月1日
【目次】
1. こころの働きとくすりの効き目について
2. エールリッヒが100年前に考えたモデルの素晴らしさ
3. 免疫のはたらく仕組み
4. 免疫学は生体の自己と非自己の識別の機構を研究する
5. 免疫における脳のはたらきをめぐって
6. 免疫にかかわる重要な反応と物質について
7. 脳腫瘍を注射で治療する実験にはじめて成功した
8. ピロリ菌は肝臓がんが好き
9. がんの化学治療のメカニズムをめぐって
10. これからやってみたいがん治療技術の研究と問題点
11. 生命の個のアイデンティティーを尊重するハーフメイド医療技術
12. ねずみか犬か・・・動物実験を考える
13. 詰め込み主義と純粋培養は感染症を拡げる
14. 哲学談義