9月30日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第9号] を刊行しました。
[テーマ] 宇宙で見た世界とユニバソロジー
[講師] 毛利 衛 (宇宙飛行士、日本科学未来館館長)
[研究会開催日] 2006年2月12日
【目次】
Ⅰ 食中座談
Ⅱ 講演と討論
2.1 ユニバソロジーとは
2.2 打ち上げから宇宙へ
2.3 「宇宙船地球号」の実感がベルリンの壁を崩壊させた
2.4 火星、そしてさらに遠くの宇宙から見る
– 宇宙から見る太陽
2.5 すべての生命はつながっている―人間だけが特別ではない
– ズームインでミクロコスモスを観る:ゲノムによる生命の理解
2.6 宇宙で試みたこといろいろ
– 無重力だと筋肉痛が消えるが地上では戻る
– 宇宙での細胞実験
– 地上400キロから再び地球を見る
2.7 「つながり」こそが生命の原理
– 地球の夜景で見える人間のつながり
2.8 宇宙に立って考える生物の多様化
– 恐竜は空が飛びたくて始祖鳥になった
– 生物の多様化選択と意思や喜びの作用
2.9 「生きる」、「生き延びる」
– 近くのものを共に認め合うことが出来ない生物は滅びた
– 1人勝ちでは長続きしない
– 「生きる」こととは何か
– 「生き延びている」ということはどういうことか
– ユニバソロジーで訴えたいこと
Ⅲ エピローグ討論
– その時点で認識できるものが世界のすべてではない
– 共存について
– つまらないことで絶滅する例外的な生物が人間か