6月30日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第14号] を刊行しました。
[テーマ] 間の共有によるコミュニケーション
[講師] 三宅美博 (東京工業大学大学院総合理工学研究科准教授)
[研究会開催日] 2008年11月2日
【目次】
Ⅰ 食中座談
Ⅱ 講演ならびに討論
2.1 はじめに
2.2 主観的な時間の共有による間の共創
– スポーツの連係プレーにみる間の共有
– 主観的な心がどうして共有できるのか
– コミュニケーションのさまざまなやり方
– 応答タイミングによる主観的時間の評価
– 運動指令と刺激伝播の遅れ
– 空間認知機能との関連
– 自由意志とは何なのか
2.3 「間を合わせる」仕組み
– ワーキングメモリー実験
– 間をあわせるのに働く脳の機能
– 主観的時間の同調実験
– 身体的機構と脳の学習・記憶機構
2.4 間合い技術のリハビリテーションへの応用
2.5 コミュニケーションへの展開:ソーシャル・ロボティクス
2.6 社会への展開:インクルージブ・デザイン
2.7 哲学からの問い