1月31日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第18号] を刊行しました。
[テーマ] こころを考える
[講師] 竹村牧男 (東洋大学 学長)
[研究会開催日] 2010年4月18日
【目次】
Ⅰ 食中座談
Ⅱ 講演ならびに討論
2.1 仏教思想の成立と歩み
– 唯識成立の歴史
2.2 唯識思想とは
– 唯識を説く目的は何か
– 唯識教理の内容
– 様々な識について
– 末那識と阿頼耶識
– 唯識の大乗仏教における基礎学的な意味合い
– 唯識は西洋に伝わったか
2.3 八識を変化からみる
– 刹那滅
– インド言語の体系から考える
– 三性説について
2.4 修行の意義
2.5 総合討論
– 唯識思想における数「十」
– 仏教のテキストの成り立ち
– 仏教典に偽書は?
– 大乗仏教の様々な宗派
– 般若心経
– 「施す」とは
– 諸行無常の宇宙観とブラックホールの宇宙観
– インドは早熟か
– 脳医学から唯識をみると
– 仏教では脳もこころも言わない
– 「うれしい」、「悲しい」という感情は仏教ではどう考えられているか
2.6 追補
– 座禅
– 道元禅師について