1月31日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第20号] を刊行しました。
[テーマ] シュンペーターとイノベーションロボット考学と価値の三性の理
[講師] 森 政弘 (東京工業大学 名誉教授)
[研究会開催日] 2010年10月31日
【目次】
1 はじめに
2 事例で示す三性の理
3 「転じる」とは
– 心の浄化
4 失敗を発明に転じる
– 現象に何を観るかが大事
– 凧の原理で川を遡る舟
– プラスティック盤へのほこりの付着からトナー
5 三性の理をうたった詩
– 失敗の七言絶句
– 花開蝶来
6 主客合一
– 見る者が消えて見られるものと一つになる
– 醜いベールの中に宝が隠れている
7 夢中になる、われを忘れて「つくる」
– 「ものをつくる」ことが人間にとって大事
8 ロボットコンテスト事始め
– ロボットコンテストにはじめて参加した生徒の感想文から
– 生徒の感想を総括して見えたこと
– 自然に溢れる感謝の気持ち
9 二元性一元論
– 二つに分ける考え方と一つに合わせる考え方
– 「即」の関係
– 「一つ」こそが大事
– 創造工学演習の宿題にみる学生の考え方
– ロボット考学をめぐって
10 討論
– 三性の理の解釈をめぐって
– ロボコンから今の学校教育を反省する
– 統一・一貫性と二元性一元論
– 日本人はロボットと優しい関係になれる