3月31日、ホモコントリビューエンス研究報告書[第21号] を刊行しました。

[テーマ] 「貢献する気持ち」研究と作業計画
[講師]  加藤尚武 (ホモコントリビューエンス研究所所長、京都大学名誉教授)
[研究会開催日] 2011年2月6日

研究会開催時の様子はこちら

21r1

【目次】
1  はじめに
– 本能という言葉の意味
2  作業計画
2.1 貢献心に関する先行用語例の探索
2.2 テーマの主要な4要素
2.3 委嘱をした研究者と進捗
– 徳倫理学の展開
– 諸宗教文化との関係
– 日本思想における貢献心
3  今後の展開
3.1 日本における西洋思想史の見直し
3.2 東西の徳論の統合
3.3 東洋的および日本的貢献心の研究
3.4 イスラーム圏の問題
– イスラームでは貢献心をどのように考えられるか
3.5 脳科学から貢献心を考える
3.6 貢献心を表現としてかたちに顕すことの意義
– 貢献心の発現に欠かせない3要素、本能、心、意思
– 人間の社会性と貢献心
3.7 貢献心から人間と動物の違いを考える
3.8 貢献心と宗教性の関わり
参考資料:『貢献する気持ち研究。作業計画』